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部長挨拶
金沢大学附属病院薬剤部は、慶應3年(西暦1867年)に加賀藩が本学と医学部の起源となった彦三種痘所を卯辰山養生所に移し、診察局や外科施術局等に並び「薬局(薬室)」を設置したことを起源としています。2017年には創基150年の記念事業として、薬剤部150年の歴史を紐解き先人から学ぶことで、50年後の創基200年に向けた活動の礎とすることを目的に記念誌を編纂するとともに、薬剤部の将来ビジョン(2025年の薬剤部の姿)とアクションプランを掲げ、その実現に必要な人材育成システム「金沢大学薬剤師スタンダード(KUPS)」の開発に取り組みました。
私たちを取り巻く環境も更に変化し、2024年度からの第8次医療計画の策定が始まろうとしている。第8次医療計画は、2040年問題の乗り切るための基盤となる計画です。本院薬剤部としても出来る限りの対応を行っていく必要があります。
貴方も是非、本院にて薬剤師職能を磨き、ポスト 2040年の新たな医療に貢献して下さい。
<金沢大学附属病院薬剤部 将来ビジョン2040>
- 2040年の人口構造に対応、地域医療を俯瞰、高度急性期から慢性期、生活期、介護も視野に薬物療法と健康を支えるプロ集団である
- 自ら成長し次世代の医療介護連携体制を先導する多様な人材の宝庫、基盤となる人材育成モデルの発信地である
- 基礎から臨床そして地域へ、時間、空間の隔たりを越えて活動の場を広げ社会的インパクトを追求する者に開かれた研究拠点である
アクションプラン:
- 専門資格複数取得の推進、人事交流の強化
- 金沢大学アドバンスト薬剤師KUAPの育成、人材育成ノウハウの体系化、パッケージ化
- 情報基盤の整備、多専門的連携の確保、地域からの相談窓口の設置、研究拠点化